新型コロナウイルス感染症患者の爆発的な増加に伴い感染が判明しても自宅療養やホテル療養となる方が増えています。
2020年10月までは陽性者は原則入院でしたが、見直しが行われ、無症状、軽症者は自宅もしくはホテルでの療養となりました。
療養中に注意すべき点を挙げました。
発症3日前から発症5日後までは特に感染性が強く、軽症でも10日目まで感染性があると言われており、
自宅療養の期間は「発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過」が必要条件です。
この期間を過ぎて保健所からの指示があるまでは人との接触は避け、外出はしてはなりません。
陽性診断後、自宅療養期間中にやってほしいこと
- 自宅での療養期間は処方された薬がある場合は、しっかり内服を続けること
- よく寝て、しっかり食べること
- 部屋に閉じこもること、外出は絶対にしないこと
- 体温の測定を1日に2回以上して記録しておくこと、血中酸素飽和度が測れる場合はこれも含める。
- 症状が急激に悪くなったら保健所に伝えること
感染した時の症状
発熱87.9%、咳67.7%、だるさ38.1%、たん33.4%、息切れ18.6%、咽頭痛13.9%、頭痛13.6% 嗅覚、味覚の異常があっても特有の症状とは言えません。
注意が必要な症状の変化の目安
発症から1週間前後経過した頃に強いだるさ、息苦しさがある場合はすぐに保健所に電話
パルスオキシメーターがある場合には血中酸素飽和度が90%前半以下が持続するようであればすぐに電話
コロナと確定していない状況を含め感冒症状で自宅療養中の家族内感染の予防策
- 出来る限り家族との接触を避け、療養する部屋を分ける
- 看病が必要な場合は、看病する人を限定する。ただし、高齢者、基礎疾患を有する患者、妊婦には看病させない
- 患者と家族はタオルの共有はしない
- 入浴、シャワーは入るなら一番最後
- 患者がトイレなど、療養する部屋から出る時には必ず、マスクをつけ、部屋を出る直前にアルコール消毒をする。
- 患者が触った箇所はアルコールで拭き、拭き終わったらビニールで密閉して捨てる
- 定期的に部屋の窓を開け換気する(目安は1-2時間に1回、5-10分)
- 患者が使った衣類やシーツを洗濯するときは、手袋とマスクをつける。洗濯後はよく乾燥させる
- 患者が出すゴミはビニール袋に入れ、しっかりと口を縛って密閉してから部屋の外に出し、家族が扱うときはアルコール消毒を用い、その後しっかり手洗いをする。
さとう内科・脳神経クリニック
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